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効果歴然!Firefoxのメモリ使用法を変更して軽快に動作させる方法。

http://mozilla-remix.seesaa.net/article/40026111.html

2007年04月25日

効果歴然!Firefoxのメモリ使用法を変更して軽快に動作させる方法。

Firefoxは多機能である上に、拡張機能を多数インストールするなどで、日に日にヘビーなブラウジング環境になりがちです。

海外のブログでは、様々なFirefoxの動作軽量化や速度向上についてのTip'sが多く書かれていますが、あてにならないもの、それはちょっと怖いな・・というカスタムも多いのでうかつには手を出せません。


一応ユーザーとして一通り試していますが、その中でも簡単で安全と思われ、効果を体感できたメモリマネジメント方法をご紹介します。

ご存じのように、Firefoxを利用してブラウジングしている際のメモリ使用量というのはかなりのサイズで、他のアプリケーションやWindowsの動作にも少なからず悪影響を及ぼしている場合があります。

下記の2点の設定は、Firefoxのメモリ使用方法を少しカスタムするだけで体感できるほど軽快に動作させることができるTip'sです。

■メモリーキャッシュを使用する

Firefoxのメモリーキャッシュ使用法を、PCの搭載メモリに応じて使用するように設定変更することによって動作を速く、軽快にします。

<設定方法>

1.アドレスバーにabout:configと入力し、移動ボタン(またはEnterキーを押す)をクリックします。



2.表示された画面上部の”フィルタ”欄にbrowser.cache.memory.enableと入力する。



3.browser.cache.memory.enableをダブルクリックし、”値”の部分を”true”にする。

4.browser.cache.memory.enable上で右クリックし、新規作成→整数値をクリックする。



5.”新しい整数値の設定名”入力ボックスが表示されますので、空欄にbrowser.cache.memory.capacityと入力します。



”整数値を入力してください”という窓が開きますので、そこに下記を参考にしてメモリに応じた数値を入力します。



お使いのPCの搭載メモリが256MBの場合:4096
お使いのPCの搭載メモリが512MBの場合:8192
お使いのPCの搭載メモリが1GMBの場合:16384

OKボタンをクリックします。

■Firefoxを最小化した際にメモリを解放する

普段大きなメモリを使用しているFirefoxを最小化した際にその使用量を減らすという設定です、これにより、ブラウジング作業以外の作業をする際、最小化するだけでWindowsはじめ、他のアプリケーションも動作が軽くなります。

<設定方法>

1.同じく、アドレスバーにabout:configと入力



2.表示画面上で右クリックし、新規作成→真偽値をクリック



3.設定名入力欄にconfig.trim_on_minimizeと入力しOK



4.次の画面で真偽値をtrueにし、OKボタンをクリックすれば完了です。

■ダウンロード履歴を保存しない。(おまけ)

Firefoxは、デフォルトではダウンロード作業を行うとその履歴を保存するようになっています。これを保存しないように設定することによって多少動作を軽快にすることができます。

<設定方法>

ツール→オプション→プライバシー画面の”ダウンロードしたファイルを記憶する”のチェックを外します。



すべての設定はFirefox再起動後有効になります、設定を体感してみたい場合はFirefoxを再起動してください。

この3点の設定をまとめて行うことによる効果は、体感できるというレベルです。いらない拡張機能を捨ててスリムにするなどというのも有効ですが、それ以上の効果は体感できるはずですのでお試しください。

*上記設定は自分の経験上他の機能に一切影響はありませんでしたが、お使いのFirefox環境により、万一の悪影響も無いとは言い切れません、カスタマイズはあくまで自己責任にてお願いいたします。

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